ワンポイント
ペアリングの日本酒もホタルイカの沖漬けと同じ産地のものと合わせると、同じ風土から生まれたもの同士と、北海道十勝のミルクの味わいのコラボレーションが口内調和によって旨みがさらに引き立つ。それぞれをよりお愉しみいただけます。
材料(2人分)
- ・十勝ブッラータプレーン1個
- ・ホタルイカの沖漬け2〜3つ
- ・沖漬けの唐辛子適量
作り方
- ① 解凍した十勝ブッラータをカップから出し、ある程度水気を切る。
- ② 結び目の少し下を横にカットし、ブッラータの平らな面を作る。
- ③ ホタルイカの沖漬けを2〜3つのせる。沖漬けの唐辛子をのせて出来上がり。
〈おすすめ!〉
カットした結び目部分(モッツァレラチーズ)は刻んで、沖漬けのたれに絡めると、ちょっとしたおつまみに変身!
ワンポイント
苺はラズベリーなどのベリーでも代用できます。
苺ジャムはバラジャムが手に入ればより華やかな香りのソースができます。
ライチソルベは冷凍ストック出来るので多めに仕込むのもオススメです。
ライチ以外に、ベリー系のアイスでも合います。
お好みの食用花を飾ってアレンジしてみてください。
十勝ブッラータと私
しぼりたての日本酒&ブッラータで、
宵を愉しむアニバーサリーを
富美菊酒造 羽根 敬喜さん・羽根 千鶴子さん
北陸・富山県にて、立山連峰の名水と伝統技術を駆使した丁寧な手作りにより醸される日本酒が、国内外で高い評価と多くのファンを集めている富美菊酒造さん。 看板である「羽根屋ブランド」の生酒とフレッシュチーズスタジオの十勝ブッラータは、共通点も多く、ペアリングも抜群とのこと。 四代目の蔵元で杜氏の羽根敬喜さんと、奥様で広報の千鶴子さんに、お話をお聞きしました。
すべて大吟醸の酒造り
北陸・富山県富山市、大正5年から100年以上続く老舗の酒蔵「富美菊酒造」さんは、羽根さんご夫妻と蔵人の皆さんで伝統を大切にしながら営んでいる酒蔵です。
「私たちはすべてのお酒を、大吟醸という最高峰の日本酒の醸造法で作っています。一番安い市販酒も、数万円する最高級酒も、まったく同じ。通常の日本酒よりもはるかに多くの米と時間と手間を費やす酒造りですが、その一つ一つの工程を丁寧に行うのが私たちの流儀なんです」。杜氏の敬喜さんは、穏やかな口調で話してくれました。
とても手間のかかる製法で、大量生産のできない少数限定品。しかし、造り手の情熱が込められた羽根屋ブランドの評判は、国内はもちろん、今や海の向こうまで届いているそうです。近年では、世界最大規模のワイン/酒のコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」のSAKE部門でゴールドメダル、フランスの日本酒品評会「Kura Master」で最高賞のプラチナ賞を受賞するなど、数々の栄誉に輝いています。
鮮度にこだわって四季醸造
そんな羽根屋ブランドと十勝ブッラータには、鮮度へのこだわりという共通点がありました。「私たちは、お客様にいつでもしぼりたてのお酒を味わっていただけるよう、四季醸造といって通年で酒造りをしています。一般的に冬季で行う酒造りを一年中行う酒蔵は、日本全体の1割ほど。とても珍しく、夏季の温度管理など大変なことも多いのですが、新鮮なお酒でしか得られない魅力をより多くの方に届けることが私たちの願いなんです」と、千鶴子さん。
言葉の通り、羽根屋ブランドのラインナップはその多くがしぼりたての生酒で、冷蔵品として流通されています。その生酒の中でも、ひときわ貴重な材料から作られているのが「羽根屋DIAMOND雄町8%」という商品。これは「凍眠」という瞬間冷凍の技術によって、しぼりたて無濾過の味わいを閉じ込めたお酒で、特別に冷凍のまま流通している羽根屋最高峰のお酒なのだとか。その鮮度と味へのこだわりに、同じく新鮮なミルクのおいしさを追求する十勝ブッラータと同じ情熱を感じたのでした。
ブッラータとの繊細なペアリング
「初めて十勝ブッラータを食べた時に、そのフレッシュさと繊細さに驚きました。本当にクリーミーで、口どけが柔らかくて。日本の風土から生まれたチーズというのが感じられる、優しいお味ですよね。その繊細な部分が羽根屋のお酒と共通していて、とても合うと思いました」。ご夫妻で、実際に羽根屋ブランドのお酒と十勝ブッラータのペアリングを楽しみながら、話してくれました。
「特に、フルーティーで華やかな香りの『羽根屋 純米大吟醸50 翼』や、シャンパーニュのようなフレッシュな発泡感が味わえる『羽根屋スパークリング』あたりがよく合うかもしれませんね」(敬喜さん)。「チーズといえばワインと思われがちですが、日本酒もとっても合うんです。もちろんどんな日本酒・どんなチーズでも合うという訳ではありません。あまり旨みの強い日本酒だと、十勝ブッラータのような優しい味わいを消してしまいますからね。手前味噌ですが、奥行きがありながらも絹のように繊細な羽根屋の生酒は、本当に絶妙なペアリングだと思いました」(千鶴子さん)。
口内調和を愉しむレシピ
羽根屋ブランドと十勝ブッラータ、アニバーサリーの食卓で愉しむならどんなアレンジレシピが良さそうでしょう?そうお聞きすると、千鶴子さんが富山の食材を使ってメニューを考えてくれました。
「まず、富山の特産品・ホタルイカの沖漬けを載せるアレンジ。一瞬えっ?と思われるかもしれませんが、合うんですよ。沖漬けの塩味とまろやかなブッラータが口の中で溶け合って、そこへ日本酒を含むと口内調和といってさらに旨みが引き立つんです。
それからやっぱりお刺身ですね。富山では、お刺身を昆布で挟む「昆布締め」という食べ方があります。日持ちがする・昆布の旨みでより濃厚な味になる・水分が抜けて身が締まるということで、より日本酒向けのおつまみになります。
もちろん富山の食材でなくても、近い食材と十分楽しんでいただけると思いますよ。胡麻豆腐なんかも合いますし、いろんな地域で手に入りそうですね。とにかく日本酒は思ったよりもいろんなお料理と口内調和するんです。ゆっくり飲み続けられるお酒なので、お食事やおしゃべりをしながらのんびりと楽しんでいただけたら嬉しいですね」。
日本酒と、和のレシピでいただく十勝ブッラータは、プレゼントやアニバーサリーメニューとしても喜ばれそう。父の日や大切な人のお誕生日などに、ゆったりと宵の時間を愉しんではいかがでしょうか。